梅干しがコロナウイルス感染を抑制
【2022年6月2日 紀伊民報】
東海大学医学部の教授を中心とする研究グループは梅干しが新型コロナウイルスの感染や増殖を抑制することが分かったと発表した。培養細胞を使った研究で判明し、特許も出願している。引き続き、梅干しのどの成分が、どういう仕組みで抑制作用を及ぼしているか研究中だという。 研究によると、培養細胞に新型コロナウイルスのみ感染させると、ウイルスが細胞内で増殖して細胞が死滅したのに対し、新型コロナウイルスと梅干しの抽出物を一緒に投与した場合は感染を抑制した。また、加える梅干し抽出物の濃度濃度が濃いほど増殖を抑制することが分かった。
大阪医科薬科大学の行った研究で、梅ポリフェノールに新型コロナウイルスの感染を阻害する効果があることを確認したと発表している。