CT(Computed Tomography)
コンピューターと放射線を操作し、体の断面の画像を撮り診断する装置です。
頭の疾患(脳梗塞、脳出血、腫瘍など)、胸部の疾患(肺癌など)、肝臓、すい臓(膵癌には効果を発揮する診断装置)、その他の内臓(胃、大腸、子宮、卵巣、膀胱)や筋肉の病気を診断します。
電子内視鏡
当院には上部消化管(胃、食道、十二指腸など)用と下部消化管(結腸、直腸など)用の電子内視鏡があります。
ビデオで消化管内部を観察し、画像は瞬時にデジタル化されてコンピュータに保存されます。検査終了後には直ちに画像が再生され結果が出ます。またパソコンで画像が管理されているため、いつでもすぐに以前の検査結果が映し出され比較することができます。
また、胃、大腸ポリープや早期癌を内視鏡を使って切除する際にも有用です。
内視鏡の洗浄には自動洗浄装置を使って、感染のないように厳重に洗浄を行っております。
電子直腸鏡
肛門から直腸までテレビに写して詳細な病変を見ることができます。
また、治療を行う際にもよく見ることができます。痛みはほとんどなく、結果は電子カルテに保存でき、以前の状態と比べることもできます。
同時に自分の肛門の状態が見ることができ、病変の確認ができ納得した診断が可能となっております。
骨密度測定装置
2019年4月に新しい装置に更新されました!
従来型に比べ、ファンビームX線やマルチチャンネル検出器を採用することにより、高速・高精度で測定可能となりました。また、昇降機能を搭載したことにより車椅子の方でも楽に検査を受けることができるようになりました。
超音波診断装置(カラーデジタルエコー)
超音波では甲状腺、乳腺腫瘍や腹腔内臓(肝臓、すい臓、胆嚢、子宮、卵巣、膀胱)や腎臓、尿管結石などの診断を行います。検査の痛みはなく簡便に診断できます。
乳癌、甲状腺癌などには超音波装置で見ながら細胞を採って診断できます。また心エコーでは心臓の弁膜症や心筋梗塞などを診断することができます。
頚動脈エコーでは動脈硬化を判定でき、脳梗塞などの予防治療に役立ちます。
心電計
各種心疾患(狭心症、心筋梗塞、不整脈、心筋異常、伝導異常など)の診断に使います。
また、一日つける心電計(ホルター心電図)も行っております。
各種理学療法装置
頸部、腰椎、股関節などの牽引装置、マイクロ波温熱治療装置、低周波治療装置、光線治療装置、温熱治療装置などで整形外科的疾患の治療を行います。
X線テレビ診断装置
胃や大腸造影検査、胆嚢造影、尿管造影などを行います。
スパイロメーター
喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾)、間質性肺炎などの肺疾患の診断治療効果判定を行います。
これにより肺年齢がわかり近年多くなっているCOPDの早期診断にも役立ちます。
ホルター心電計
体に小さな心電計を装着し、一日中心電図を測定することで狭心症や心筋梗塞、不整脈の診断に役立ちます。
ホルター自動連続血圧計
体に特殊な血圧計を装着し、一日の血圧の変化を記録しどのようなときに血圧が高くなるか判定します。
睡眠時無呼吸検査計
夜間睡眠時無呼吸の検査を行います。
電子カルテ
医療器具ではありませんが当院ではカルテはすべて電子化されております。診察時に患者さまも見ることができます。
紙カルテの検索や移動の無駄をはぶいて、迅速な事務処理をめざしております。