軟性S状結腸鏡検査1回で大腸がん発症減
【2021年11月24日 Ann Intern Med】
軟性S状結腸鏡1回実施による大腸がんの発症および死亡の長期予防効果を評価。
1995-99年に55-64歳の参加者計3万4272例(介入群と対照の通常ケア群各1万7136例)を組み入れ、2012年(発症)および2014-16年(死亡)まで追跡した。
軟性S状結腸鏡1回実施群の大腸がん発症率が対照群よりも19%低く、発症率は、男女ともに統計学的に有意に低下した。死亡率は男性で統計学的に27%有意に低下したが、女性では低下を認めなかった。