花粉症のあれこれ
【2012年1月30日】
今年(2012年)は平年並みの花粉状況とのこと。
時代とともに花粉症患者が増加。1998年16.2%、2008年26.5%
花粉症は気管支喘息などの下気道疾患〔気管支喘息など)を増悪させる。
1.鼻閉による口呼吸のため肺へのさらなるアレルゲンの吸入。
2.鼻の炎症が全身の炎症へとつながる。
3.アレルゲンが炎症物質を多く出し、骨髄へ作用する。
などのメカニズムによる。
ステロイドの鼻腔噴霧剤は花粉症とともに気管支喘息の症状を減少させる。
抗アレルギー剤は花粉症と気管支喘息を改善。
ステロイドの鼻腔噴霧剤を使っていると目の痒み症状も改善する(鼻と目の反射の過敏性を抑制するため)。
ワンシーズン一回のステロイド注射は?
鼻閉に効くがくしゃみ鼻水には効かず。ステロイドの副作用が出たときは調節できない。注射部位の筋肉が萎縮することがある。等で使わない方がいい。
妊婦は?
2-4ヶ月半までは臓器の発達があるので薬物中止。
蒸気の吸入(サーモライザー〕が有効。
5ヶ月過ぎには奇形形成はないは発育に影響あり。鼻吸入剤などの局所剤を最小限使う。
子供は?
抗ヒスタミン剤で興奮することがある。
点鼻は2倍に薄めて使用。5歳以下はは中止。
鼻ステロイドは慎重投与。
代替え療法
1.「中国茶」甜茶は無効。
2.蒸気:スチームの吸入(サーモライザー〕が有効。は週2-3回で5-10分吸入のより50%近く改善する。
3.L-55ヨーグルトは有効。